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事例紹介

Compute Module 5

CM 5 ファン制御

Compute Module 5 (CM5) のファン制御を確認してみました。
下記は、CM 5の温度、電圧、クロックとファン回転数をmatplotlib でpythonで無限ループで
測定し、グラフ化した定常状態です。
今回から周囲温度をおんどとりTR-73Uにて測定し、その値も追加しました。
WaveshareのCM5-IO-BASEA とBOX とそれに付属しているファンです。


FAN制御の設定(config.txt のdtparam)は、
 temp0  45℃ 回転数 175
 temp1  50℃ 回転数 200 
 temp2  60℃ 回転数 220
 temp3  65℃ 回転数 255 (=最高回転数)

temp3の判断基準65℃超えでファン回転数6400rpmとなり、この状態ではラズパイの温度が低下し,
temp2の判断基準60℃では4800rpmに低下します。この回転数では温度上昇しています。
周囲温度との差は25℃程度の上昇となります。
CM5のSoCコア内部温度の定格は-25℃~85℃ですが、wifiモデルでは75℃以下に抑えることを
推奨していますので、周囲温度が35℃にて60℃~65℃程度で運用します。
もし周囲温度が10℃上昇するとコアの温度も10℃上昇します。

python実行中は電圧が0.85V、クロックは2.4GHzとなっています。
時々、コア電圧とクロックが低下していますが、これはtime.sleep関数を使用していると
こうなりました。プロセッサが休止しているためだと思われます。
ちなみに、pythonのコードを実行していないときのアイドリング状態での電圧は、0.75V
クロックは、1.5GHzとなっています。

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